本のなかを旅する日々〜かりあの読書日記〜

本大好きのその周辺。思ったことや読んだこと。

中世ヨーロッパの生活誌<前半>

 

 

この本からの情報ちらっと

 

ストックホルムの土地は中世のあいだに10メートル上昇

・ペストの原因は黒色ネズミ

→益獣も害獣も見境いなく殺したせいで増えた

→人口が減り開墾地が放置されたことによって14世紀に森林が回復

・当時の甘味は蜂蜜

→砂糖は薬

・摂取する栄養のほとんどが穀物

・45〜55%が20歳未満の未成年だった

 

 

感想

 

資料を読む私の集中力が切れてしまったので、2回に分けて書評を書こうと思う。

中世の本は少ないながらもこれまで数冊読んできたが、最後の大半が20歳以下だったという情報は今まで知らなかった。

本書にも書いているが、大半が若いが故に中世人というのは少し無鉄砲だったり、ゲーム的行動に走ったりする傾向が強かったらしい。

ちょっと面白かったものを抜粋。

人々は非常に若かったので、今日の老人支配の文明からは理解できなくなっている反応を示した。冷酷で頑強な騎士たちが、すぐ泣くのである。彼らの年齢は十八歳から二十歳、ときには、それ以下である。熱狂的で、信じやすい。向こう見ずで乱暴極まりないかと思うと、たちまち意気消沈し、諦めきってしまう。繊細かと思うと、常軌を逸して傲岸である。

(72ページ) 

 

この一部だけでもこの本の面白さが伝わるのではないかと思う。

この性格的傾向はさまざまな面で見られたらしく、現代にまで残っている立派な建造物でも 、窓の位置がずれていたして構造の不完全さがあるとのこと。それというのも建設の段階で、途中で計算がいい加減になったり投げやりになったり、計算間違いをそのままにしたりがあったということらしい。

こういう風に見ると、はるか昔の別の惑星の人間とも思えてしまう歴史の人々がぐっと近くに思えてくる。

また後半はそのうち。

 

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