本のなかを旅する日々〜かりあの読書日記〜

本大好きのその周辺。思ったことや読んだこと。

ジェイン・エア(上)

 

 

 

 

古典の名作『ジェイン・エア』。

名前だけ知っていて、なぜか古典作品という古典作品はすっ飛ばして読書をしていた私。

最近になってからどうにも「古典ってやっぱ面白いんじゃないだろうか」と思い立ち、手にとったのが本書だった。

 

そして読んでみた結果…

……いやいや、ちょっと待ってくれ、意識しないと古典だということを忘れてしまうくらいに面白いじゃないか…。お許しください、古典様。なんで私はいままでずーっと読まなかったんでしょうか…。

 

 

主人公

 

とりあえず主人公についての軽い説明。 

主人公ジェイン・エアは両親を亡くし、母の兄である伯父さんの家に預けられる。しかし不運にも伯父は早くに亡くなってしまい、ジェインを毛嫌いする伯母、そして意地の悪い従兄妹たちに虐められながら10歳を迎える。

 

こうして書くとお話にはよくありがちな設定であるが、これがなかなか深ーく書かれているので読んでいてハラハラするし悲しいしでグイグイ読んでしまう。

やがて伯母の家から独立したジェインはなんだかんだあった末に、ある屋敷の一人娘の家庭教師となる。そこの主人ロチェスター卿は独身で、娘のアデルは養子だった。そのアデルや屋敷の人々との絆を深めつつ、次第にロチェスター卿を好きになってしまうジェイン。

 

 

不気味な部分

 

…と、ここまではいいのだ。

ここまでは、いまのところどうなるかわからない恋の行方を探るロマンス小説のようではある。

しかしこの小説の、ある種「異常な」部分は度々起こる事件にある。それも怪奇な…。

 

ジェインはこの屋敷にやってきてから不気味な笑い声を何度も聞く。初めはそれとなく流していたものの、ロチェスター卿が屋敷に帰ってきた晩から事件が起こり始め、そしてなにか起こるたびにあの不気味な笑い声を聞く…。

 

なんなんだこれは…、ロマンス小説じゃないんか…と最高の裏切りにあった気持ちで夢中で読んでしまう。

 

上巻の今の段階ではもちろん、全然なんの答えも見つかっていない。

ロチェスター卿とのことも、そしてあの不気味な笑い声の正体も事件の原因も…。

ロチェスター卿は何を隠してるんだー!と煩悶する。

 

それにしても小説の面白要素をてんこ盛りのしたような感じで、今の私は「古典すごい!最高!」状態である。

 

さてさて早速下巻を読まねば!

 

 

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