本のなかを旅する日々〜かりあの読書日記〜

本大好きのその周辺。思ったことや読んだこと。

ヘタリア的WW1 / 日丸屋秀和・監修

 

 

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おお〜なかなかにいい入門書であったぞ〜!!

 

 

 

ヘタリアとは…

 

日丸屋秀和氏原作の漫画である。キャラクターは「世界各国の擬人化」!

世界を一人の人間としてみたて、あらゆる時代を描くという、読んでいるだけで世界史が大好きになること請けあいの作品なのだ!

 

 

 

今回のコレ

 

さてさて今回はヘタリアの作者があくまでも「監修」という形をとっているだけであって、漫画の作品ではありません。イラスト付きの解説入門書という形をとっている。

これがまたわっかりやすいのなんの!!

世界史の先生が本線から逸脱して時たま語る、あの脱線トークのようなことが盛りだくさんで、めちゃくちゃに面白かった。

 

 

読もうと思ったきっかけ

 

今回、なぜこれを読もうと思ったかというと、純粋に最近「第一次世界大戦」の重要性に気づいたからである。遅!おせぇよ!と思う人、どうかシャラップ。なんでもすっとろいのがこの私なのだ。

どうにも読む本の傾向が海外に寄りがちである上に、また私が選ぶテーマが戦争ものとか、人間ドラマになりがち。そんな時に大体引っかかってくるのが、欧州諸国の関係性である。

ドイツがフランスにどういう印象を当時持っていたのかとか、フランスが当時イギリスと国際関係的にどうだったのかとか、割と海外の小説を読んでいると、「そこんとこ、わかってて当然っしょ??」ってな感じで暗黙の了解的にスルーされる箇所に出くわすことがあり、自分の無教養さ、というか日本人として欧州の歴史に対しての無知さに愕然としてしまうわけですよ。って一文がなげぇ。ノンブレス。

そんな無知な自分でも知っていたのが大好きなドイツが統合されたのが大体WW1の前後あたりとかいうことだったし(そこもあやふや)、結局WW1って、のちにつながるWW2の原因を生んだようだし、今の欧州関係とも繋がってそうだし重要やないですかと、WW1の勉強をしようと思い至ったわけだ。

なげえ。

 

 

全体の感想

 

それにしてもWW1ってすごく重要だったんですね。

この戦争から生まれたものの多さよ。

戦車、インスタントコーヒー、ティッシュ、戦闘機、潜水艦、トレンチコート。

はたまた女性の社会進出を完全に後押ししたのもこの戦争がきっかけだったようだし、今の当たり前の文明の中に、戦争の爪痕がしっかりと刻み込まれているというのも、これは勉強せねばいけない、無知のままではいけないと思わされる。

 

ただ、この本でもちょろっと触れられているくらいだけれども、個人的に「義和団事件」に関してはもっと知りたい気持ちにさせられる。全然WW1の前のことだけれども。あの有名な日本人とイギリス人が手繋いで写ってる写真のやつやね。

前回読んだシーシキン『手紙』の登場人物ワロージャが行っていた戦場も確か義和団事件だったように思う。

 

 

www.kariabookdiary.jp

 

と、まあ本当に取っ掛かりとしては最高の入門書だなぁと感じた。巻末の参考文献もめちゃくちゃありがたいし、今までWW2しか重要ではないと思っていた認識を覆された一冊だった。また関連書物をあれこれと読んでいきたいと思う。

 

それではまた。

 

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