かりあの読書レビュー

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八月の暑さのなかで ホラー短編集 / 金原瑞人編訳

 

 

 

おお、面白かった!

★★★★☆

 

収録短編

 

こまっちゃった

 

八月の暑さのなかで

 

開け放たれたマド

 

ブライトンへいく途中で

 

谷の幽霊

 

 

もどってきたソフィ・メイソン

 

後ろから声が

 

ポドロ島

 

十三階

 

お願い

 

誰かが呼んだ

 

ハリー

 

 

全体の感想

 

どれもこれも面白かったー。

一番最初の「こまっちゃった」の作者は、あのエドガー・アラン・ポーである。

読み始めは岩波少年文庫なのでかなり油断しまくって読んでいたのだが、この「こまっちゃった」…、中盤からギョッとなるのである。めちゃくちゃ余裕こいて読み始めてしまったので、ギャーーー!!と思いつつ、片目を閉じて読み進める。

どれもこれも面白かったけれど、お気に入りは「十三階」とか「もどってきたソフィ・メイソン」、最後の「ハリー」。結構気に入った。

でもやはりそこは「少年文庫」なので怖さは「中辛」といった感じ。すんごい怖いホラー小説をお求めの方にはかなり物足りないものになりそう。

しかし、古典の名作短編が読みたいという人にはピッタリはまりそうな短編集だと思う。

私もどちらかといえば、「古い小説が読みたーい!」と思い手を伸ばしたのでかなり満足度が高いです。

 

この短編集、2、3まで出ているらしいので、今回が結構好きなもの揃いでなかなかラインナップが良かったし、全巻揃えたい気持ち。

対象年齢が中学生以上だし、息子がそのくらいになったら読んでほしい気持ちもあるし。このくらいの年齢からこういう古典の素晴らしい短編小説に出会うのは素敵なことだ。

 

それにしてもここ最近めっきり寒くなりました。キーボードを叩く手がかじかんでタイプミス連発なうじゃよ。

もうすぐクリスマスで海外のブックチューバーのYouTubeがなかなか面白い。しかし日本にはブックチューバーいないね…。いかに本がすみっこに追いやられているのかがわかります。先月11月にはアメリカじゃ、「ナノライモ」というイベントが催された模様。これは11月の1ヶ月間の間で5万字の小説を書こうというイベントらしく、こういうのもまた日本には皆無ですね…。外から見てみると意外にも日本の文化は低俗な方に寄っていってないか?と思うような思わんような…。もっと本が大いに読まれることを祈るばかりである。

私は大いに本を読むからな!読んでやるんだかんな!と反抗してみる。

 

それではまた。

 

 

   

 

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